スマートフォンの普及により、スマホでコンテンツを閲覧する人が多くなってきました。
そこで今回は、スマホ向けにアフィリエイトをしなければならない理由や、スマホサイトのポイントをご紹介します。
スマホ向けのアフィリエイトに、まだ挑戦したことのない方は是非ご一読ください。
コンテンツ
スマホアフィリエイトとは?
スマホアフィリエイトとは、スマホでするアフィリエイトではなく、スマホ向けのアフィリエイトのことを指します。
スマホアフィリエイトは、PCや携帯のアフィリエイトとは異なる特徴があります。
本章ではアフィリエイトサイトで、特に重要なポイントとなる「広告」についてご紹介します。
スマホアフィリエイトでは広告主(ASP)の選び方が重要
スマホアフィリエイトを始めるためには、サイトをスマホ向けにするだけではなく、掲載する広告もスマホに対応しているものを選ぶのがポイントです。
広告主のサイトが、スマホ向けに最適化されていることで成果があがりやすくなり報酬に繋がります。
スマホとPCでは成約率の高いジャンルが異なる
スマホ広告は、サービスを利用するときにじっくりと比較検討するような旅行や法人向けのサービスの注文比率が低くなっています。
それに対して、移動中にスマホで手軽に読むことができる電子書籍や、スマホ使用率の高い若い女性の利用が多い美容院予約やネイルサロンの予約などは、スマホ経由での注文が高い傾向にあります。
折角アフィリエイトサイトを制作しても、成果報酬が伸び悩んでしまうのは困りますよね。
スマホ用のアフィリエイトで広告主を選ぶ際には、スマホでの注文比率が高いジャンルの広告主を選ぶように心がけましょう。
スマホに適した広告とは?
例えば画面の小さいスマホでは、ロングバナーを貼り付けると画面からはみ出してしまいます。
タブレットやスマホの種類によって最適なサイズが異なりますが、スマホだとレクタングルバナー(300*250)が主流です。
どんなサイズにしようか迷った場合には、テキスト広告を選択するのもおすすめです。
サイトはほとんどスマホから見られている
スマートフォンの普及により、スマホとPCの閲覧比率は年々変化しています。
ニールセンは、2017年に「Eコマース」のPCとスマホからの利用に関する調査を発表しています。
Eコマースとは、電子商取引のことを指し、「EC」と表記されることも。
コンピューターネットワーク上において、情報通信を利用して商品やサービスの売買及び分配をすることをさします。
スマートフォンからの「Eコマース」利用者数は、女性が2,815万人、男性が2,640万人
「Eコマース」アプリの利用者数は、女性では「楽天市場」、男性では「Amazon」が1位
TOP3アプリのうち1サービスしか利用しない人は、女性では59%、男性では64%
参考:ニールセン 『「Eコマース」の利用は、女性はスマートフォン、男性はPCで長時間利用』
これに対してPCからの利用は、男性1,381万人・女性878万人となっており、PCよりもスマホからの閲覧・利用がメインになっているのです。
この調査は毎年行われていますが、年々スマホの割合が増えており、今後もスマホからの閲覧・利用が増えることが予測されます。
つまり、スマホアフィリエイトは、今後よりマーケットが広がる有望な分野といえます。
スマホとPCは文章の見え方が違う
スマホアフィリエイトで注意したいのが、「スマホとPCは文章の見え方が違う」点です。
PCはじっくり読み、スマホは流し読みをする
PCで閲覧する場合には、じっくりと読む人が多いことで知られています。
それに対してスマホは、移動中や空き時間に閲覧をすることが多く、流し読みをする傾向があります。
スマホの画面はPCの画面よりも小さく、長文が塊になって壁のように見えてしまいます。
そのためスマホ用のサイトでは、文章が短い方が可読性が高く、滞在率が長くなるのです。
例えば同じ文章であってもPCとスマホでは以下のように見ます。
・PC画面
洗顔をしたら、タオルで拭いてそのままという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それでは皮膚から水分が失われてしまいます。
洗顔後には化粧水で水分を補い、乳液やクリームなどの油分で水分が逃げないように蓋をしましょう。
・スマホ画面
洗顔をしたら、タオルで拭いてそ
のままという方もいらっしゃるか
もしれません。
しかし、それでは皮膚から水分が
失われてしまいます。
洗顔後には化粧水で水分を補い、
乳液やクリームなどの油分で水分が
逃げないように蓋をしましょう。
このように、PCで制作した文章をスマホサイトに掲載した場合、スマホ画面では読みづらい文章となってしまうのです。
デザインが異なる
PCとスマホ画面では、可読性の高いレイアウトやフォント・フォントサイズが異なります。
画面の幅に応じて改行やフォントサイズを指定し、テキストをコントロールすることで、より読み易いサイトになります。
どのようにスマホ向けの記事にするのか
スマホ向けの記事は以下のポイントをおさえて制作しましょう。
レスポンシブ・ウェブデザインにする
PC・タブレット・スマホなど、複数の異なる画面サイズでの表示を前提として、ページのレイアウトやデザインを柔軟に調整することを「レスポンシブWebデザイン」といいます。
各デバイスに合わせて、HTMLファイルを複数用意して最適化した表示をすることが多くあり、
現在はPCやスマートフォンなど、デバイス毎に各HTMLファイルを複数用意し最適化することもあります。
・PCとスマホの表示が全然違うサイトはGoogleからチェックされてしまう
PCと同様、スマホでもGoogleの検索上位を狙うことは重要なポイントです。
しかし、「PCとスマホのサイトが全く関係のない異なる話題を取り上げている」場合には、チェックの対象になってしまうそうです。
レスポンシブ・ウェブデザインではなく、ダイナミックサービング(動的配信)等を使用する場合には注意が必要です。
参考:SEOPack『PC版とスマホ版が「全然違う」サイトは、Googleからチェックが入る』
改行を多くする
先ほどご紹介したように、スマホ画面では文章が長いと塊のように見えてしまいます。
そのためスマホ向けの記事は、改行を多くするのが大切なポイントです。
例えば先ほどの文章にスマホ用の改行を加えると読み易くなります。
洗顔をしたら、
タオルで拭いてそのまま
という方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、それでは
皮膚から水分が失われてしまいます。
洗顔後には化粧水で水分を補い、
乳液やクリームなどの油分で水分が
逃げないように蓋をしましょう。
このように折り返し位置を調整することで、読み易い文章になります。
画像を多く使用する
スマホの画面は小さく、文章が沢山書いてあると可読性が落ちてしまいます。
画像を多く使用し、文章だけではなく視覚的に訴えかけられるよう画像を多く使用しましょう。
執筆したあとスマホからチェックする
執筆が終わったら、そのまま更新をしてしまうのではなく、スマホからチェックをするように心がけましょう。
表示を確認することで、改行や画像のサイズを調整し、より閲覧しやすいサイトを制作することができます。
まとめ
スマホアフィリエイトでは、PC用のサイトとは閲覧の目的や表示が異なります。
アフィリエイトで人気を集めるジャンルも、PCとは異なりますので、サイトのデザインだけではなく広告主の選択にも注意が必要です。
スマホアフィリエイトサイトに挑戦する際には、ご紹介したポイントをおさえて制作してみてくださいね。