「毎月数千万円、アフィリエイト収入を得ている人がいる」と聞くと皆さんはどのような印象を受けますか?
どうしてこのように稼げるのか、考え方や方法など知りたいと思うことが多いと思います。
今回は、Link-AのトップアフィリエイターであるK氏に、数千万円稼ぐために何をしてきたのか、そして“プロの本音”とそのストーリーを、包み隠さず語っていただきました。
「会社を辞めたい」その一心でネットビジネスに飛び込む
――――――――アフィリエイトに興味をもったきっかけは何でしたか?
端的に言うと、会社を辞めたいという思いからです(笑)。
収入にはさほど不満な点はなかったのですが、怒られることもよくあって、なんとか環境を変えたいと思っていました。
幸い会社員としては昇格をできていたことから、“金銭的に副業としてなら何かを始める余裕があった”こともあり、そんな時にネットビジネスの存在を知りました。
それが5年前くらいのことだったと思います。
当時は、“ネットビジネス”を周りでやっている人はおろか知っている人すら少ない状態で、「言ったらバカにされる」環境でした。
なので、誰にも内緒でまずは情報商材を片っ端から買いあさって「ネットビジネスとは何ぞや」みたいなことを徹底的に学びました。
一時期、ノウハウコレクターっぽくなっていたかもしれません。
――――――――情報商材を片っ端からとはすごいですね!情報商材の1つ1つはなかなかの高額商材だと思うのですが、その投資分を回収しようと躍起になることなどはありませんでしたか?
副業としてやっている以上、ネットビジネスに生活全部がかかっているわけではなかったので、「絶対に回収しなければ!」というよりは、まずは「考え込むぐらいならやってみよう」というスタンスでした。
情報商材で学んだことのトライ&エラーをひたすら繰り返しというか、その通りにやっていましたね。
私は今も昔もワードプレスを使っているのですが、多い時には5000とかのぺライチサイトを作って、勉強した通りにガンガン広告を回していたりしたのですが、やっているうちに楽しくなってきまして(笑)。
「月収100万円に到達したら辞めるぞ」と意気込んでいたのですが、このままダラダラしていてもどちらも中途半端になるようで埒が明かないなと思って、月収60万円~80万円のアフィリエイト報酬のレンジで辞めてしまって、現在に至ります。(笑)
広告運用を成功に導く、具体的なコツとは?
――――――――広告運用はお金をかけるだけあって、やはり失敗を恐れて二の足を踏む人が多いと思うのですが、広告運用を通してアフィリエイトを成功させるコツって何でしょうか?
数字を読む力ではないでしょうか。
要するに、データが揃わないと広告配信手法の1つである、適格なターゲティングができないわけです。
まずは、データを集めるために広告を広い範囲で打つ。
そして見るべきデータを集める。
成約率、CPA・・・見るべき数字は多岐に渡りますけど、結局は最終的に成約しないと報酬は得られないので、問題点を1つ1つ改善していってどんどん消去法で潰していきます。
すると、自分で手を加えてすぐにでもよく出来るものとしては、“LPの改善”にたどり着くことが多いです。
いくら誘導率のよい広告を回していても、LPが悪いと成約しないですからね。
毎日数字を見て、LPの改善を日々行っています。
ツールとしては、SiTestやヒートマップなどを使っていますね。
あと、これは基本ですが、そもそも売れない商品に対しては広告の出稿をしないようにしています。
これも成約させるポイントの1つにはなるのかなと思いますが、売れている商品なのかどうなのかは、ASPさんに聞いたりして判別していますね。
ビジネスパートナーといっても過言ではない?ASPとのかかわり方
――――――――先ほど、ASPの話がチラッと出ましたが、どのようなかかわり方をしているのでしょうか?
それなりの量の広告出稿をしている私の場合は、キャッシュフローの面でASPさんに大変助けていただいています。
どういうことかというと、大量の広告を回すためには、当然ですがある程度の元手が必要になります。
例えたくさんの広告を回して成約につなげても、その報酬はASPさんにもよりますが、翌月、もしくは翌々月払いなどになることが珍しくありません。
そうすると、すぐに広告に投下できる金額が入ってくるのがあまりに遅くて調子が良くとも出稿を止めざるを得ない、もしくは最適なタイミングでの広告出稿を見送ることになってしまいます。
その点、リンクエッジの私の担当である田中さんには非常に助けていただいています。
例えば、報酬を受け取るタイミングを2週間ごととかに融通を利かせていただいています。
また、大きな媒体ではまだまだアフィリエイター個人に広告枠の提供を許しているところが少なく、私たち個人のアフィリエイターにとってなかなか辛いことがあります。
「このサイトに広告を出稿したいのに出来ない」という、非常に歯がゆいというか苦い思いをしているのですが、そういった部分にも田中さんはなんとかしようと動いてくれます。
媒体の交渉などに先陣を切ってくれるかんじです。
田中のコメント:私たちの仕事は、いかにアフィリエイターさんに心地よく運用していただくか、アフィリエイターさんたちのやりたいことが出来るようになるのかをサポートすることです。
今すぐには出来ないことであっても、様々な要望を受けて、「では、どうやったらそれが少しでも実現できるようになるのか」を探って行動に落とすことを日々試行錯誤しています。
そのための努力は惜しまずするのが、私たちASPの役割だと思っています。
――――――――こんな心強いASPの方が付いていると、安心して仕事ができますね。実際のコミュニケーションはどうされていますか?
田中さんは、毎月わざわざ新幹線に乗って私の住まいの最寄りまで来てくれて、Face to Faceで悩みや状況をヒアリングしてくれます。
もちろん、電話もしょっちゅうしているので本当に熟知しあっている仲といいますか・・・
自分ひとりで出来ないことってどうしても出てくるので田中さんは痒い所に手が届く、なくてはならないビジネスパートナーだと思って、本当に感謝しています。
――――――――なるほど。ASPとの実際の付き合い方についてお伺いしたのは初めてだったので、非常に勉強になりました。本日はお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございました!