アフィリエイトでは、ヒートマップ分析を活用することで、コンテンツの質を高めCVをあげることが出来ます。
今回は、ヒートマップの活用法と、おすすめのヒートマップツールをご紹介します。
コンテンツ
ヒートマップとは
ヒートマップは、アクセス解析を行うツールのひとつです。ヒートマップを利用すると、サイトを訪問したユーザーの動向を可視化をすることができ、サイト改善に役立ちます。
読者の動向を可視化し、コンテンツを改善することで、CVをあげ収益を増やすことが出来ます。
ヒートマップの種類
ヒートマップには、以下の2つの種類があります。
・クリックヒートマップ
クリックした場所やタッチをした場所を見える化するヒートマップのことです。
・アテンションヒートマップ
閲覧されたエリアを見える化したもので、良くみられるエリアほど赤く表示されます。
ヒートマップで出来る事(PPCアフィリエイト)
リスティング広告を使用して集客し、アクセスを集めたページで商品やサービスの紹介を行ってアフィリエイト報酬を稼ぐPPCアフィリエイト。
検索連動型広告やディスプレイ広告などの種類がありますが、顕在層だけではなく潜在層にもリーチすることができます。
そんなPPCアフィリエイトにおいて、ヒートマップを活用することで以下のメリットがあります。
ファーストビューの改善をする
ファーストビューは、Webページを訪問した際に、スクロールをしないで見ることができるブラウザの画面範囲のことです。
ヒートマップツールでユーザーの動きを可視化することで、ファーストビューの改善が出来ます。
ファーストビューが悪いとユーザーはすぐに離脱してしまいます。
一説によると、ファーストビューですぐにランディングページ(LP)を離脱してしまうユーザーの割合は、70%以上だそうです。
ファーストビューを改善して直帰率を下げることで、売り上げをあげることが出来ます。
ヒートマップを活用して、どんなところがクリックをされているか、どのタイミングで離脱をしているかを確認し改善に役立てましょう。
参考:ランディングページ(LP)はファーストビューで決まる!直帰率を改善するポイントまとめ
必要のない表現・文章を発見する
読者は読みづらい、信頼できないと感じた部分で離脱してしまいます。
離脱率が高いポイントを可視化することで、必要のない表現や文章を発見することができるようになります。
画像のA/Bテストが出来る
記事中にどんな画像を入れるかは、文章と並んで重要なポイントのひとつです。
ヒートマップを活用すると、画像への注目度も確認することができるので、画像のA/Bテストを行うことができます。
画像のA/Bテストを行うことにより、成約率が上がることも珍しくありません。
例えば、ファーストビューで表示される画像がイメージ画像だと、商品やサービスの内容を連想するのが難しいといえます。
より商品やサービスに近い画像でテストを行ったり、同じ商品の画像でもイメージを変えた画像でテストを行うことで改善をしましょう。
⇨【徹底解説】PPCアフィリエイトの始め方・やり方〜月100万目指せる方法がコレだ!〜
ヒートマップで出来ること(サイトアフィリエイト)
サイトアフィリエイトでは、ユーザーに提供するコンテンツの質の高さが重要です。
ユーザーの動き(滞在時間等)がSEOに影響する時代がすでにやってきています。
ヒートマップでユーザーの動きを分析し、記事を改善していくことも可能です。
コンテンツの改善、ボタンの位置の改善が出来る
前述のように、ヒートマップツールを活用することで、離脱の高い個所を知ることができます。
また、注目されている位置にボタンを設置することで、クリック率をあげることも可能です。
・ページ内でクリックをされている場所
・ページが最後までスクロールされているのか
・ページのどこが読まれているのか
上記を知ることで、より効果的な集客をすることが出来ます。
デバイス毎の特徴を知ることが出来る
PCとスマートフォン、そしてタブレットでは、同じページでもヒートマップが異なります。
ディバイスごとの違いを知り、閲覧割合にあった改善を行うことで、よりユーザーに有意義かつ使いやすいサイトを制作することが可能です。
⇨サイトアフィリエイトの始め方・やり方を【徹底解説】〜月10万目指すための基礎知識〜
おすすめのヒートマップ3選
アフィリエイトにおすすめのヒートマップを3つご紹介します。
複数を目的によって使い分けることで、より効果的な測定を行うことが出来るようになります。
Userheat
ブロガーに人気を集めているヒートマップです。
月間30万PVまで無料で使用することができ、スマホサイトもPCサイトも解析が可能で、ボタンの切り替えをひとつすることで、ディバイス毎に切り替えが可能になります。
「熟読エリア」「終了エリア」「クリックエリア」「マウスムーブ」「離脱エリア」の5つの分析を行うことが出来ます。
【Userheatの主な機能】
・熟読エリア
マウスの動きや滞在時間をもとにして、良く閲覧されている段落が赤く表示されます。
これにより、「必要のない表現・文章を発見する」ことが出来ます。
・終了エリア
ページがどこまで読まれたかを知ることが出来ます。
ユーザーが見た割合を%で示しているので、離脱が高い個所を特定することが可能です。
・クリックエリア
ページがクリックされた場所を可視化して表示します。
複数回クリックされた場合には、「ユーザーが一番最後にクリックした場所」が抽出さます。
・マウスムーブ
複数人のマウスの動くを同時に見ることが出来、ユーザーがどんな閲覧行動をとったか傾向を探ることが出来ます。
・離脱エリア
ある程度データが蓄積されることで、離脱したエリアを計測することが可能です。
MIERUCA
MIERUCAは、ヒートマップ機能だけではなく多彩な機能を備えており、人工知能を使用してコンテンツの課題を「見える化」します。
マーケティングの調査やコンテンツ企画、そしてコンテンツ制作の補助機能以外にも、SEO効果の検証やレポート、サイト集客向上の検証やレポートなど多彩な機能も魅力のひとつ。
目に見えにくいSEO施策の効果や進捗も、各キーワードの順位に点数を付ける「ファインダビリティスコア」で工数をかけることなく可視化することが出来ます。
スタンダードプランは初期アカウント構築費用が10万円、月額利用料金が10万円です。
大規模な運営に対応するエキスパートプランなど、サイトの規模に合わせて適切なプランを選択することが出来ます。
サイトの規模が大きくなってきたリ、複数人が管理に携わるようになった場合には、MIERUCAのような法人向けとしてもサービスを提供しているツールがおすすめです。
【MIERUCAの主な機能】
・流入キーワード/SEOキーワードリサーチ
アフィリエイトサイト運営で欠かせないSEOキーワードの設定をする際に役立ちます。
競合サイトの流入キーワードを可視化し、検索市場の大きさを推定します。
・コンテンツ作成の時短
検索されるキーワードをネットワーク化することで、ユーザーの検索意図を知ることが出来ます。
ユーザーインサイトをわかりやすく可視化し、コンテンツ企画を円滑に進めることが可能です。
・コンテンツ管理
「コピーチェック」や「コンテンツ登用監視機能」を実装しており、コンテンツ制作を安全に進めることが出来ます。
また、ページ公開後に多彩とに登用された可能性がある記事をアラートする機能も実装されています。
・サイト改善
アクセス解析を容易にして、入元別にデータを可視化します。
・ページ内行動を可視化(ヒートマップ機能)
アクセス解析では分かり辛い、スマートフォンやタブレットのユーザー行動を可視化し、マルチディバイスに最適化された結果を知ることが出来ます。
ユーザーテストを行う必要がなく、アクセス解析の知見が浅い方でも、UIやUXの改善を行うことが可能です。
ヒートマップは「熟読」「スクロール」「クリックヒートマップ」の3つを提供しています。
・SEOモニタリング
オウンドメディアにおけるSEOの分析や効果測定を行い、自社と競合のSEO状況を、毎日自動でモニタリング。
顕在的な競合だけではなく、流入が直近で増えている潜在的な競合も確認することで、より有効な施策を打つことが出来るようになります。
Ptengine
一定数のPVまで一部の機能限定で無料で使用することができる解析ツールです。
無料プランでは計測可能なPVは25,000で、ヒートマップ利用可能ページは1ページです。
エコノミープランは月額15,984円(税込)で、ヒートマップ利用可能ページは無制限、月に50,000PVまで計測することが出来ます。
またビジネスプラン以上では、Optimizely X/ClassicなどのA/Bテストツールとの連携を行っています。
そしてインフルエンサー限定のアップグレードプランを用意しており、「Klout スコアが50 以上」を満たしていると、PV制限が200万、ヒートマップ解析ページが制限なし、データ保持期間2年のプランを無料で使用することが出来ます。
※Kloutスコア(クラウトスコア)とは、SNS上の影響力を示す指標のひとつで、登録を行うことでSNSのスコアを確認することが出来ます。
【Ptengineの主な機能】
・あらゆるディバイスに対応したヒートマップ分析
PCだけではなく、スマートフォンやタブレットの分析にも対応しており、簡単な操作でユーザーのタッチや視線の集中度、そしてスクロールの達成率を表示します。
・リアルタイムで確認が可能
プロモーション直後などの、すぐに反響を確認したいときには、リアルタイム確認が可能なダッシュボードを使用することが出来ます。
・カスタムイベントトラッキング機能
測定したいリンクを管理画面で選択することで、リンクに対するクリックが計測されます。
申し込みフォームで、項目を埋めてもらう際に、それぞれの項目がトラッキング対象になることで、項目の利用者数をはかることが出来ます。
どの入力項目で離脱されてしまうのか計測が可能です。
まとめ
ヒートマップツールを活用することで、コンテンツの改善を行い、より質の高いコンテンツをユーザーへ提供することが出来ます。
より収益をあげるためにも、是非ヒートマップツールを活用してサイトの改善を行って下さい。
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