アフィリエイトジャンルの決め方の次は広告の選び方です。
アフィリエイトはどの商品を紹介するかで売上が大きく変わってきます。
アフィリエイト経験の長い人はどのような視点で案件を選んでいるのでしょうか。
*アフィリエイト歴10年以上のベテラン塾講師である矢野朋義(やの・ともよし)さんと、密本花桜(みつもと・かおう)さんにアフィリエイトの始め方について執筆いただいております。
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広告選びがアフィリエイトの成否を左右する
広告選びの段階で成否が分かれる
稼いでいるアフィリエイターは「稼げる広告」「稼げそうな広告」しか扱いません。
広告の中には、誰がやってもまず稼げない残念な広告も一部に存在するのですが、稼いでいるアフィリエイターは見事なくらいにそういったリスクの高い広告を扱わないので、大きく稼げているのです。
では、どのようにして「稼げる広告」「稼げそうな広告」を見極めていけばいいのでしょうか。順に説明していきます。
販売ページとアフィリエイターの役割
販売ページとは、あなたの記事内の広告をクリックしたお客さんが最初に訪問するWebページのことを指します。
ランディングページ(landing page)、LPとも呼ばれ、直訳すると「着地ページ」の意味となります。
広告をクリックしたお客さんを、広告主の目指す目的地である「購入」「申込み」などに着地させるためのページです。
縦長の1ページの中で、商品説明、Q&A、体験談、購入申込みボタンなどを網羅していて、広告主が目的に応じた内容で作成します。
アフィリエイターの役割は、この販売ページにお客さんを誘導するこです。
そこから先、購入や予約を決意させ、申込みボタンを押させるのは、販売ページの役割になります。
販売ページ(=LP、ランディングページ)は必ずチェック
広告の選び方で最も重要なのは、お客さんが広告をクリックした後に最初に見る「販売ページ」のチェックです。
稼げていないアフィリエイターに限って、広告の飛び先である販売ページをよく見もせずに、バナー広告をペタペタといくつも貼っていたりします。
それでは稼げないのは当然です。
どんな販売ページなのか、購入するときの購入フローはどうなっているのか、成約しやすいポイントがどれくらいあるのか、お客さんに逃げられてしまうマイナスポイントがないか、私たちアフィリエイターが実際にチェックして、稼げそうな広告かどうかを判断しなければいけません。
販売ページは必ずチェックしましょう。
販売ページによって成約率は変わる
販売ページは、広告主が作成しています。
自社商品を魅力的にアピールし、お客さんの「欲しい」「使いたい」という欲求を引き出せるかどうかは、販売ページの出来にかかっています。
販売ページの良し悪しがお客さんの反応を左右し、成約率まで決定づけてしまいます。
そのままアフィリエイターの成果や報酬にも直結していきますので、どんな販売ページが成約しやすいのかを知っておくと稼ぎ方も違ってきます。
成約しにくい販売ページだと分かっている場合は、その広告を掲載する必要はありません。
広告を掲載した時点では成約しやすそうな販売ページだったとしても、途中から販売ページがリニューアルされて、売上が落ちてしまうケースもあります。
その場合は、別の広告に差し替えても問題ない記事内容であれば、成約しやすそうな別の広告を掲載するなど、臨機応変に対応することで報酬を落とさずに済みます。
販売ページでチェックする9つのポイント
広告をみて主にチェックすべきポイントは以下の9つです。
候補になっている広告の販売ページではこの中のいくつ当てはまるかを、チェックしていきます。
成約につながりやすい要素のある広告は「選ぶ」、成約につながりそうもない広告は「選ばない」という選択が必要です。
- 定期購入なら初回割引の商品を選ぶ
- トライアルセットのある商品を選ぶ
- 送料が無料の広告を選ぶ
- 申込み手順がシンプルな広告を選ぶ
- 有名人や専門家とタイアップしている広告を選ぶ
- メディアで紹介された広告を選ぶ
- 過去の実績が明記されている広告を選ぶ
- 返金保証がついている広告を選ぶ
- 電話番号が記載されている販売ページは選ばない
(電話アフィリエイトができる商品は除く)
※上記ポイントは、拙著「月3万円稼ぐアフィリエイト実践教室」の第5章に詳述しています。あわせてご参照ください。
今売れている広告はLink-Aのチャットで聞く
成約しやすい広告のチェックポイントを例示しましたが、実際に今現在売れている広告はASPに教えてもらうのが一番確実です。
Link-Aにはチャット機能がありますので、他のASPよりも聞きやすい環境が整っています。
ASPから提供されている機能を十分に活用して、あなたに合った広告をアドバイスしてもらいましょう。
Link-Aのチャット機能を使えば、ほとんどの場合はその場で回答がもらえるので、ライバルよりも早く記事作成が始められます。
売れている広告の販売ページは、必ずといっていいほど成約率が高くなるように緻密に作り込まれています。
新着広告は早い者勝ち
ライバルの少ない新着広告を狙おう
販売ページの見極めができる人は、新着広告を必ずチェックしましょう。
ASPの管理画面から新着広告をチェックしたり、ASPから届く新着広告の案内メールを見るだけでも、重要な情報が定期的に入ってきます。
ASPからのメールは、宝の山です。
これだと思う広告を見つけたら、いち早く取り組むことをおすすめします。
稼いでいるアフィリエイターは既に売れている実績のある広告から着手するので、新着広告は手つかずになっていることが多いのです。
初心者が作成した記事でも、上位表示される可能性が十分にあります。スピード勝負です。
広告主側は広告費を投じて、雑誌やテレビなどメディアの露出を増やして商品の認知度をあげようとしています。
いち早く着手して記事にしておけば、メディアに露出するタイミングで、アクセスがたくさんきて売上が爆発する可能性もあります。
新着追いとも言われるこの方法は、販売サイクルが早く、市場規模も大きい、美容系に向いています。
美容系商品は次から次へと新着商品が出てきます。
売れる広告は限られている
誰がやっても売れない広告もある
ASPにある広告の全てが稼げると思っている人もいるようですが、実際はどんなにアクセスを送り込んでも稼げない広告も存在します。
販売ページの作り込みがうまくできていなくて、成約率が著しく悪い広告もあるのです。
一方で、アクセスを送り込みさえすれば、驚くような確率で成約してしまう広告もあります。
また、それまで成約していたのに、販売ページが変更になった途端、急に稼げなくなってしまう広告もあります。
Aさんはよく売れているのに、Bさんは全く売れない、という広告もあります。
販売ページの良し悪しは、多くの広告の販売ページをチェックしていけば自然と分かるようになっていきます。
判断に迷ったら、ASPに連絡して実際の売上などを教えてもらって判断しましょう。